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「過去と他人は変えられない」は本当か?

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「過去と他人は変えられない。変えられるのは未来と自分自身だ」という言葉があります。

これは1950年代に活躍した精神科医エリック・バーンの言葉です。

人は考える能力を持っているので、これから先の人生と自分は変えられるということで、直接変えられない過去と他人にフォーカスしても問題の解決に至らないというような意味です。

これはまったくその通りで、過去に起こったことにとらわれるのではなく、これから先のことを考えた方が良いということは確かです。

でも本当に過去は変えられないのでしょうか?

もちろん起こってしまった事象を変えることはできませんが、解釈を変えることはできます。

過去に起きてしまったことがマイナスに作用してしまったと思うことは多々あるでしょう。

でもその事象が、自分にとってプラスになる考え方や、気づき、学びをくれて、自分の未来の行動にプラスに反映できたなら、過去のマイナスな出来事はプラスにとらえられることができます。

それって、「過去を変えられる」ということではないでしょうか?

 

一方で「未来は変えられる」といいますが、現在社会を見る限り不確実で何が起こるか分かりません。これが「なんとなく不安」を感じる原因なのではないでしょうか?

「こうでないといけない未来」ではなく、「こうだったら良いなの未来」を大まかなイメージでとらえられれば気持ちが楽になるような気がします。


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